進化する店 ブテイユ:湯島 ★★★★☆
最近、毎週土曜日のランチに立ち寄るお店があります。
上野御徒町にあるブテイユというイタリアンレストランです。
夜はワイン・バーのようですが、
昼間にランチを食べに行きます。
ここは初めて寄った時は、
「味は良いけど、ちょっと塩味がきついなぁ。」、
好みの味だけにそこが残念に思っていました。
専門家でもない自分が言うのも何ですが、
シェフというのは、やはり日々の研鑽で、
どんどん料理が美味しくなる方と、
久しぶりに訪れて「あれっ?こんな味だっけ。」という
ちょっと残念な結果に終わるタイプがあるようです。
ここは、第一印象が比較的良かったので、
(サラダのドレッシングがとにかくおいしい!
ニンジンと玉ねぎをおろして作っていると思われます。)
しばらく時間を置いてから、久しぶりに入りました。
ローテーションでランチを決めているのでしょうか?
奇しくも初めて入店して食べ、少々塩辛いと思った
カラスミのスパゲッティーが再びランチでありました。
期待と不安な気持ちの中で、一口目を食べましたが、
「おお~。見事に改善されている!」と心の中でガッツポーズ。
それ以来、毎週のように通い、
「いつもありがとうございます。」と言われるようになりました。
先週は、シェフと他のお客の会話を耳にしたのですが、
「コーダリーのシェフがよく来てくださるんですよ。」と
聞き捨てならない会話が・・・。
コーダリーはもともとホテル・ソフィテルの2階にあった、
プロヴァンスというフレンチのシェフがオープンしたお店で、
個人的には最もコストパフォーマスが高い
フレンチの名店だと思っています。
10年以上前からこのシェフの料理を頂いていますが、
この方もやはり年余とともに、
料理が素晴らしい進化を遂げていると思う一人です。
そんな方がいらっしゃているなんで、
自分も「見る目があるなぁ。」と一人ほくそ笑んでしまいました。
| 固定リンク
コメント