« グランドハイアット・六本木 | トップページ | 足回りは問題なし »

2011年4月12日 (火)

ベスト・ハンドリング

2011412 ローリー(216クーペ)は車重が1120kg、
リリー(220クーペ)は車重が1200kg、
その差はすべて搭載エンジンの差によるものです。
かたや1600ccのZCエンジン、
かたや2000ccのTシリーズ・ターボエンジン。
その重量差の80kgは、ハンドリングを考える上で、
あまりに大きすぎます。
ワインディングでの鼻先の入り、S字コーナーでの切り返し、
すべてに於いてローリーの方が断然「軽快」です。
運転していて、「どちらが好みか?」と聞かれれば、
迷わずトータル・バランス的にはローリーです。
発売末期は、216クーペが248万円、220クーペが258万円と、
エンジン・スペックの差は歴然ながら、
価格差はわずか10万しかありませんでした。
エンジン出力で考えれば、この10万という差は、
まさにバーゲンプライスなのですが、
トータル・バランスで考えると、むしろ妥当かもしれません。
重いエンジンを搭載すれば、それ相応の補強も必要です。
補強すれば重量が増えます。難しいですね。
でも、どちらか選べと言われれば、
それはもちろんリリーなのです。思い入れは「プライスレス」。
リリーには欠点を含めて、速く走らせる楽しみがあります。

|

« グランドハイアット・六本木 | トップページ | 足回りは問題なし »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ベスト・ハンドリング:

« グランドハイアット・六本木 | トップページ | 足回りは問題なし »