わかる人にはわかる?
リリー(220クーペ)に乗って、朝の首都高をドライブしました。
東京マラソンの規制が始まる直前だったようです。
とりあえずC1を1週して、辰巳第一PAに寄りました。
天気も良く暖かかったので、久しぶりに洗車を始めました。
辰巳第一PAには、フェラーリ、ポルシェ、NSX、
レクサスIS-Fなど、珍しい車がいつものように多く留っており、
その中では、むしろ目立たない我が愛車なのですが、
車好きな男性に声をかけられました。
男性:「これとても珍しい車ですね。ローバーですか?」
私:「はい。ローバー220クーペ・ターボと言います。
たぶん日本にはもう数台しか動いていないと思います。
1994年式で結構古いんですよ。」
それを皮切りにだいぶ話しが盛り上がりました。
エアロパーツのこと、エンジンルームのこと、内装のこと、
たぶんとても車が好きな方なのでしょう。
後付け感の無い完成度について、だいぶお褒めいただきました。
パッと見どこが純正で、どこが改造点なのかわからない
というニュアンスのことをおっしゃられていました。
(また「相当お金がかかっているでしょ?」とも・・・。)
それはまさに自分が求める方向性ですので、
最高に嬉しい言葉でした。「改造」自体、自己満足の世界ですが、
たまに褒められるとうれしいものです。
見る人が見ればわかる、そんな玄人好みの仕上がりに憧れますね。
もともと愛車の方向性を決定付けたのは、
ローバー社の倒産にあります。
BMWのMモデル、AUDIのSモデル、
各社それぞれ「スペシャル・モデル」を用意する中、
ローバー社はそれを世に送り出すことなく倒産しました。
これは自分でそういうモデルを作るしか無い。
そう決心していじってきただけに、
それが少しでも周囲の人に伝わったという感動がありました。
たまには良いこともあるものですね。
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