いよいよ夏が・・・
梅雨入りもして、いよいよ夏が近づいてきました。
リリー(220クーペ)の最も苦手な季節です。
イギリス仕様のまま上陸していますので、
それは厳しくて当然です。
本国では「JAP spec ver.」と言われていますが、
冷却系には手が加わっておらず、
単に装備が豪華というだけで、
ミニ・クーパーの所謂日本仕様とは全く違います。
自分がリリーをモディファイすることにおいて、
最も力を注いだのがこの冷却系です。
純正では、94度前後でローファン、
104度前後でハイファンが入ります。
水温は常に90度を超えている状態で、
精神的にも良くないですし、
何より高温に晒される補機類は痛みも早くなります。
現在の仕様は、アルミ3層ラジエターとサブラジエター、
3機の電動ファンを手動制御し、ローテンプサーモと
サムコのホースを組み合わせています。
水温の調整はセンサーに任せてしまうと、
純正と変わらない値でコントロールされるので、
すべてマニュアルでコントロールしています。
80度を超えたらローファン、
90度を超えたらハイファンを回すことにしています。
夏は特にエアコンをかけると、
ほとんどハイファンを回しっぱなしにしますので、
うるさいし、電力を消費するしで、
気持ちよく運転できないのが残念です。
走り出してしまえば、窓全開で良いのですが・・・。
雨の夏の夜なんて最悪で、電力消費が増えるため、
通常14.2Vの電圧が13.2Vまで落ち込みます。
これでは、馬力の低下も体感できる訳です・・・。
いまから既に秋を待っている状態です(笑)。
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